第26回日本外来小児科学会年次集会

会頭ごあいさつ

2015年10月
第26回日本外来小児科学会年次集会
会頭 永井 崇雄

ぼくらの身近にあるエビデンスを見つけよう
- 子供の診療をリサーチに結び付けるために -

 日本外来小児科学会の第26回年次集会を、2016年(平成28年)8月26日(金)〜28日(日)に高松で開催します。第1回の松山での日本外来小児科学研究会の立ち上げから、実に四半世紀を経ての四国での開催です。加えて私は現在まで、日本外来小児科学会の研究部会の代表としてリサーチ委員長、さらには予防接種委員会委員長などを努めてきました。そこで、第26回年次集会のメインテーマは「ぼくらの身近にあるエビデンスを見つけよう」 、サブタイトルを「子どもの診療をリサーチに結びつけるために」としました。春季カンファレンスは、その前の2016年(平成28年)4月3日(日)に開催し、宮崎雅仁事務局長を中心に「発達障害のエビデンスを究める」というテーマで実施します。春季カンファレンスは香川県小児科医会との共催で、香川県小児科医会の春期学術集会と同日開催になります。年次集会の会場は“サンポート高松(サンポートホール高松、かがわ国際会議場)”および“JRホテルクレメント高松”、春季カンファレンスは“かがわ国際会議場”のみです。JR高松駅と高松港に隣接していますので、アクセスが非常に良い会場です。瀬戸内海に面して潮騒が聞こえ、遠くに小豆島や屋島も望める風光明媚な場所です。

 香川県は“うどん県”を名乗っています。こしの強い“さぬきうどん”は全国的に評判が高く、一人当たりの消費量は全国一を誇ります。“うどん”を目的に来県される方も多く、うどん店めぐりはツアーにもなり、週末は有名店に長い行列ができます。加えて“それだけじゃない香川県”をキャッチフレーズに、瀬戸内の小魚、小豆島そうめん、骨つき鳥など、多彩な食文化を誇ります。アートな香川を代表する“瀬戸内国際芸術祭”は3年に1回開催され、2016年は第3回の開催年に当ります。国の特別名勝の栗林公園、瀬戸大橋、源平の合戦の舞台になった屋島、小豆島には紅葉の美しい寒霞渓、猿の国の銚子渓、二十四の瞳映画村など、見どころも豊富です。お遍路さんは、空海(弘法大師)が開祖した四国八十八か所の霊場めぐりのことで、善通寺は空海の生誕の地とされます。お遍路さんへの“お接待”は、地域の伝統的な“おもてなし”です。“こんぴらさん”は海の守り神、全国の金比羅神社の総本宮です。

 日本外来小児科学会の年次集会はコメディカルの出席も多く、近年、毎年3,000名近い参加者のある大きな大会になってきました。春季カンファレンスも、年次集会のプレセミナーとして毎年、開催されています。したがって、その運営には多くの方の協力が必要です。現在、地元のコアメンバー、周辺各県および学会の関連する委員会のメンバーで実行委員会を形成し、役割分担やプログラムの作成を進めています。リサーチがテーマですが、コメディカルにも参加しやすいプログラムにしたいと考えています。然るに何分、ほとんどの委員が学会主催の経験などありませんので、今後も相当な紆余曲折が予想されます。学術集会の案内や運営にも、行き届かない点や至らないことがありご迷惑をかけるかと存じます。それでも実行委員一同、可能な限りおもてなしできるよう頑張っていますので、応援していただけたら幸いです。何より年次集会に、みなさまこぞってご参加いただけるようにお待ち申し上げています。